犬種、毛の質や色、体の大きさ、マズルの長さなど、愛犬に合わせた照明とカメラの設定を研究しました。

毛質や毛色でストロボの光の反射の仕方が変わります。また、その光によって毛並みが乾いていたりしっとりしていたり、硬く見えたり柔らかく見えたりと、見え方も変わります。

体の大きさやマズルの長さで、ピントの深さや照明の位置や角度もカスタムします。

体や顔、全てに光を当てて撮るより、陰影を作ることでその犬の質感や凹凸などを再現し、触り心地を想像させる仕上がりにさせます。

その犬本来の美しさを最大限に引き出すために、写真編集についてもこだわっております。細部を調整し作品として仕上げます。目の光、鼻のテカリ、舌の色。愛犬の匂いが漂ってくるかのような、あたかもそこにいるかのような写真を目指し、仕上げをします。